クリエーターインタビューFU-KO(ファブリック作家)|クリエーターズスクエア【クラフトカフェ】

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人気クリエーターにインタビューvol.8 ファブリック作家 FU-KO(美濃羽 まゆみ)

京都で町屋に住みながら、「思い出に残るお洋服」を
コンセプトに「FU-KO Basics.」として、パターンから
縫製までオリジナルのお洋服を製作・販売されている
FU-KOこと美濃羽まゆみさん。
シンプルでありながら、質の良い素材を使い、
着た時のラインがきれいな子ども服は特に大人気!
また、ブログで垣間見られる自然体な暮らしぶりの
ファンも多いFU-KOさんにお話を伺いました。

デザインは○○を見てから…そしてBGMはアノ3人組み!?

FU-KOさんのアトリエ

洋服作りをはじめたのは、娘さん(通称:ゴンちゃん)が
生れてから、だというFU-KOさん。
それまでソーイングの経験はなかったのですか?

それまでは、手作りすることは好きだったものの、
ミシンは高校生のとき家庭科で少し触った程度(笑)
娘が生まれてから初めて手芸本を手にしました。

手作りの楽しさにはまってからは、それこそ猛特訓!
市販の型紙本では娘に合うサイズがなかったので、
専門学校のテキストを参考にしたり、
既成のお洋服をほどいて研究したり。
無我夢中で勉強してきました。

子どもの頃からお裁縫や手芸・手作りすることが
好き&得意でしたか?

母によると4歳の頃から針を持って作っていたらしいです。
ビーズアクセサリーや編み物、マスコットなど
常に何か作っていた記憶があります。

FU-KOさんのアトリエ。
お客様の元へと向かうお洋服がずらりと並びます。

今までで一番印象に残っている作品は何ですか?

小花柄ローン たっぷりギャザーワンピースです。
2009~2010年まで定番だったアイテムで、これまで6反(計90m)生地を購入しているので、
一番数をお作りしたアイテムかな、と思います。お客様からも可愛いお写真をたくさん送っていただきました。
娘のゴンにも色違いで作り、2歳の頃から現在も着ています。
沢山の思い出が詰っている、大切なお洋服です。

FU-KOさん思い出の作品「小花柄ローン たっぷりギャザーワンピース」

見た瞬間ひとめぼれしてしまったという小花柄のローン生地。胸元からのふんわりギャザーのシルエットが生地の雰囲気にぴったり☆

洋服のデザインは、どんなときに思いつくのでしょうか?

生地をじっくりと見て、「この柄とこの質感を活かせるぴったりなデザインは何かな」と想像する
ところから作品作りがスタートします。

FU-KOさんのアトリエ

生地が「先」なんですね!
では、思いついたデザインは、
スケッチやデザイン画などに描いてから、
形にしていくのですか?

生地を選んでから、簡単なデザイン画を
描いてパターンをひいています。

デザイン画と呼べるような
立派なものではないのですが・・・
←こんな感じです。

貴重なデザイン画。
カードは無○良品のものを愛用されているそうです。

作品を作るのに影響を受けている人、モノなどはありますか?

mina perhonenの皆川明さんの著書です。
テキスタイルとお洋服作りに対する姿勢、日々の暮らしぶりに居住まいを正されます。
あと、ハンドメイドではありませんが、暮しの手帖社の「暮らしの手帖」には、
生活の姿勢にたくさんの気づきを貰っているので、少なからず影響を受けていると思います。

作品を作っているとき、裁縫道具やミシン以外に「これは絶対必要!」というものはありますか?

美味しいコーヒー。製作中は一日5杯は飲みます。
BGMは「perfume」が大好きで(笑) 歌いながらミシンを踏んでいます♪

娘さんも大活躍!?ブログで紹介されている暮らしのこと

京都の町屋にお住まいとのことですが、住んでみてからわかった驚いた点などありましたか?

日本中で一番蒸し熱いといわれる京都の夏。
その夏の過ごしやすさを考えて作られているお家なので、やはり冬はびっくりするほど寒いことでしょうか。
朝起きたら、室内の気温が2℃だったことも(笑)
あとは、お隣のお家と連棟になっているので、床下収納から猫が飛び出てきたこともありました。

FU-KOさんのお住まい(京都の町屋)

ブログでは、FU-KOさんのお住まいがたびたび登場。
作られているお洋服と同じように、シンプルで使うほどに思い出が刻まれていくようなステキおうちですね。

日々の様子をブログで紹介されているFU-KOさん。
その写真は、洋服やおうち、暮らしぶりの心地よさが
伝わってくるようなものばかり。
ご自分で撮影されているのですか?

ありがとうございます。私自身で撮影しています。
できるだけ窓辺などの自然光で撮ること。
露光を抑え目にしてしっとりとした質感に仕上げることを心がけています。

そして、ブログに登場すると言えば、
娘さんの楽ちゃんこと通称ゴンちゃん!
でも、どうして「ゴン」ちゃんなのでしょう?

お腹にいる頃からそうだったのですが、足癖が悪くて。
起きているときはもちろん、寝ているときも、かかとおとしをくらうことは必至。
まるで「怪獣のようだね~」と主人と話していました。
そこから、「怪獣ゴン」→「楽ゴン」→「ゴン」と。
5歳になった今はだいぶおとなしくなりましたが、
0歳の弟がその血を受け継いでいないことを願うばかりです(笑)

Joli Pommeの制作風景

この日は雑誌の撮影だったそうです。
しっかりポーズもキメて☆
足癖が悪いだなんて…思えません!

洋服作り以外で、趣味やハマっていること、これからやってみたいことなどはありますか?

この数年は保存食作りにはまっています。
毎年失敗してしまう「ぬか床作り」に、今年もリベンジしたいです。

FU-KO Basics.デザインキッズ&レディースパターン「ナチュラル、シンプルな子ども服」&「ラインのきれいなシンプルウェア」について

FU-KO(美濃羽 まゆみ)さんデザインスキッズ&レディースパターン

FU-KOさんデザインによる当社オリジナルパターンは全4種類。

FU-KOさんデザインによるオリジナルパターンが
4月下旬に発売されました。おすすめポイントは?

着心地がよく、シンプルなデザインだけどこだわった
シルエット、でしょうか。
凝ったデザインではないので、生地が変わると
また違った印象になると思います。
また、ディテールのプラスアルファで
オリジナリティが出せるのも、
ハンドメイドならではの魅力かなと思っています。

完成した洋服をお届けするのではなく、
お客様自身がFU-KOさんのパターンで、
洋服作りされるわけですが、
どんなお気持ちですか?

気に入っていただけるだろうか・・・
とちょっぴり不安もありますが、
どんな世界が広がっていくのだろう、と
ワクワク心躍っています♪

お子さんのために手作り服に挑戦したいと思っているママたちや
FU-KOさんのパターンを手に取った方たちに、メッセージやアドバイスをお願いします。

子どものことを想いながら仕立てる、世界にたったひとつのお洋服。
最初は上手に作れなくても、それを着て遊ぶ後姿を見ていると、さらに愛しい気持ちになれるはず。
私もその一人ではありますが、忙しい毎日を送る子育てママだからこそ、
他のことを忘れて没頭する時間を持てることで、さらに子育ての時間がかけがえなく、
大事なものに思えるのだと思います。

そんな時間のために、FU-KOのパターンをお役立ていただけたら幸いです。

今後のお知らせ、活動予定などを教えてください。

2013年3月に長男を出産しました。
復帰は秋頃から少しずつ、様子をみながら進めて行こうと思っています。

編集後記

今回は、ご長男を出産されて間もない大変お忙しい時期に、
インタビューの依頼をさせていただいたにも関わらず、快く応じてくださったFU-KOさん。
よく、ハンドメイドのものには「作り手の人柄が出る」と言いますが、その言葉通り、
とっても「ていねい」であたたかみのある対応をしていただき大感激☆
FU-KOさんデザインによるパターン(型紙)を使えば、着る人を笑顔にするお洋服が作れそうですね!
現在、ネットショップのお仕事はお休み中ということで、再開を心待ちにされている
FU-KOファンの方も多いと思いますが、この機会にFU-KOさんのパターンで
手作りに挑戦してみてはいかがでしょう!?
ふたりのお子さんのお母さまとして復帰後、また新しいFU-KO Basics.を
見せていただけるのを楽しみにしています!

FU-KO(ふーこ)/美濃羽 まゆみ
京都の町家で、子育ての合間にハンドメイドの洋服を製作・販売している。
きっかけは娘が標準より細身で、似合うお洋服がなかなかなかったこと。
ハギレや自分の古着で作りはじめた洋服作り。今ではパターンから縫製までオリジナルハンドメイドの洋服を届けている。
自分が作った洋服を着て、娘がにっこり笑ってくれたときのことは今でも忘れられない、とのこと。
テーマは「思い出に残るお洋服」。
色や質感を大事に、子どものありのままの可愛さを邪魔しない、シンプルで色味を抑えた子ども服「FU-KO Basics.」は多くのファンを持つ人気ブランド。
ブログ :  FU-KOなまいにち

FU-KO/美濃羽 まゆみ